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カテゴリー「暮らし」の記事一覧
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三日間リフレッシュ休暇をもらって旅に出てきた!
そのことは後日書くとして。


一週間ほど、全身の痒みとそのせいで見る悪夢と睡眠不足に苦しんでた。
原因はDanny。
英語っぽくしてみるとイケメン男性みたいやけど、そう、ダニ。
家の裏に誰かが畑を作り、そこに大量発生したらしい。
お隣さんには結構前から侵入していたようやけど、我が家にもついに進出してきたDanny。
足、背中、お腹、胸、すべてやられる。ボリボリぼりぼり。
同僚に相談し傷跡を見せたところ、皆に気の毒がられ、すぐにDanny駆除業者を呼んでくれた。

我が家と両隣の家と、周りの庭と、コンパウンド全体の駆除をしてもらう。
20~30万シリングだろうと踏んでいた同僚と私達。
同僚:      「で、いくらぐらいですか」
Danny駆除業者:  「この広さだと・・・120万シリングくらいですかね」
同僚と私:    「ひゃ、ひゃくにじゅうまんシリング?!(爆笑)」
Danny駆除業者:  「庭も広いですし、うちはいい薬使ってますし。いかがですかね」
同僚:      「いやぁー、予算から遠すぎますわ~」
Danny駆除業者:  「じゃあ、50万シリングでどうでしょう」
同僚:      「私達は20万シリングくらいだろうと見積もってたんですよ」
Danny駆除業者:  「せめて30万シリングで」
同僚:       「ん~25万シリングですね」
Danny駆除業者:   「わかりました」

いやいや、25万シリングでいいんかい!
どんだけボッたくろうとしとってん!
100万シリング近く値下げした人、初めてみたわ!

と、そんなおもしろいやりとりもありつつ、無事Danny駆除は終わり。
食べ物など口に入るものは全て外に出さないといけない、その日は家で寝られない、3日間は水拭きしてはいけない、毎日換気をして、食器やベッドシーツなどもキレイに洗う。
なんとも大変な作業やったけども、ご近所さんが手伝ってくれて、本日、家の掃除も全て終了!

Dannyだけではなく、あんだけウジャウジャいたGB(別名:Gokiチャン)も、ヤモリ氏も、みんな家からいなくなった。
と思うと、ちょっと淋しい・・・なんて、うそプー!
これでやっと眠れる生活に戻れると、ホッと一息。
したのもつかの間、ここ二日間、お腹をだだ壊す。
一難去って、また一難。もう慣れっこ。
さぁて明日からまた活動頑張ろ。
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週末は溜まりに溜まった家事をする。

まずは苦手な洗濯物。
バケツに水を汲んで、洗剤バーっとぶっかけて、手でグシグシ洗う。
あーっちゅう間に水が濁っていく。
もう一個のバケツに水を汲んで、洗った衣服をチャプチャプして、キレイになってるのかよくわからんけど干す。
水が出ないときはちょっとアワアワでも気づかないフリして干しちゃう。
外は砂埃が舞ってて、洗ってるというより汚してるんちゃうかと思うけど、まぁ洗ったという気持ちが大事って言い聞かせてみる。

次に掃除。
どこから入ってくるのか砂埃。
いつの間にか家の中に溜まりはる。
1.ブラシでカーペットをゴシゴシ(掃除機で吸い込みたい衝動っ)
2.ホウキで床と外をシャカシャカ(これ結構楽しい)
3.雑巾で床をふきふき(修行中の坊主のよう)
4.ブラシと雑巾で風呂場をグシグシ(なんで風呂の床、木製なん)
年末の大掃除が毎週やってくる感じ。
それでも見てみないフリしてる箇所も多くて、隅々までは手が行き届かん。
一人暮らしには広すぎる、3LDK。

同僚はみんな、家にお手伝いのお姉ちゃん(達)がいる。
ある程度裕福な家庭ではそれが普通やし、女性でもフルタイムで働いてる人は忙しくて家事まで手が回らなくてお手伝いさんを雇ってる。
それが雇用創出にもなるし。

「蓉子はお手伝いさんいらんの?なんで一緒に住まんの?一人で寂しくない?」と聞かれた。
私はまだ他人に家事をお願いするのに抵抗があって、なかなかそうはできひん。
理由を考えてみた。
① 今までそうゆう経験がないから。
② 一人で出来るもん!という意地?(昔、教育テレビでこんな番組あったな)
③ プライベートな部分まで見られるのが恥ずかしい(部屋汚っとか、下着汚っとか、こんなん食べてるんかっとか←考えすぎ)
④ 信用して家の鍵を渡していいのか判断できん(ごくたまにやけど、持ち逃げされたって話を聞くから)
⑤ 同僚はお手伝いさんと住んでるけど、一緒に活動してるママ達は働きながら家事もしてるし、その大変さを忘れたくない

「自分で洗濯とかしてるし、とりあえずはいいやー」
「一人で寂しいときは、ご近所さんとこ遊びに行くしー」
と、答えておいた。
実際は洗濯や水汲みに時間がかかって遅刻してしまったこともあるし、夜一人で寂しいこともある。
もっと家にも人を招きたいんやけど、みんなは外国人の家に入ることを遠慮してるよう。
自分もタンザニア人のように豪華料理をふるまったりする自信もなく。

3LDKのうち2部屋を全く使ってない我が家。
「わかちあい」の習慣が強いタンザニアで、我が家は皆の目にはどう映っているのか、ちょっと気になる。

まぁ一人で家事済ましてるつもりになってるけど、実際はしょっちゅう周りの人にお世話になってるんやけどね。

「郷に入れば郷に従え」というけれど、どこまで従えるやろ~。
ここで暮らしていると、知り合いが亡くなったとか、今からお葬式に行くとか、訃報を聞くことが多い。
交通事故の現場も何度も見たし、私と同年代でもすでに兄弟の何人かを失っている人も珍しくない。
実際に病気や事故で周りの人が亡くなる可能性が日本にいるときより高いこともあるやろうし、コミュニティーが小さくて繋がりが強いこともと訃報をよく聞く理由かもしれん。

Msiba(ムシバ)=悲しみ。お葬式。
今朝、知り合いの起業家が亡くなったという訃報を受け、お葬式に行った。
自分の知り合いが実際に亡くなるのは、こちらに来て初めてやった。
ムベヤの中小企業家の中でリーダー的存在やった人。
つい昨日、彼の工場に出向いて挨拶でもしようかなーと思ったところやった。
その頃、彼の運転する車は大型トラックと衝突し、ぐちゃぐちゃになった彼は病院に運ばれていた。
なんやろ、人生ってあっけなく終わるもんやなって思った。
自分にも起こりうること。
日本で暮らしててもいつ死ぬかなんてわからんけど、ここではそれをもっと身近に感じる。
事故のほとんどが避けられる事故やと思うんやけど、皆は「神様が決めること」という。
携帯電話をいじりながら運転したり、車の整備をちゃんとしていなかったり、無理な追い越しをしたり、お酒や葉っぱをして運転したり。
携帯使用のマナーや、車の整備体制、交通ルールが追いつかないまま、そういった便利な機器だけがどんどん広がっているように感じる。

二人でいても、ほとんどの時間を携帯電話で喋ってる友達。
土に還ることのないプラスチックゴミの数々。
それらに出くわすたび、切ない気持ちになる。
文明って何。

小さい子供を残して去ってしまった彼。
「うちで作った石鹸、使って感想聞かせて」と彼がくれた石鹸。
まだ感想伝えてないのに。
やりきれない想いやな。
  
Profile
HN:
蓉子
性別:
女性
職業:
2013年6月まで青年海外協力隊(村落開発普及員)として活動。
趣味:
作る食べる走る喋る
自己紹介:
食べるの喋るの大好きな蓉子のアフリカ日記。
2011年6月から二年間、タンザニアのムベヤで活動中!!

2013年6月、無事日本へ帰国。
これからもパワフルな日々を送る予定。
だいぶ肥えたので、しばらくタイトルを"Yokomoko in Africa"から"Yokomoko on Diet"に変更。
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