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帰国して1週間足らず、東京の印象。

●階段が多い
階段、エスカレーター、エレベーターがとにかく多い。
地下1階ならぬ、地下0.5階にびっくり。
タンザニアでは階段がほとんどなかったから、階段上り下りするだけで、めっちゃいい運動になる!
そしてみんな、早足。
これは、痩せるかもしれんな。ほほほほほ。

●眩しい
とにかく電灯が多い。
「電気代、いくらくらいなんやろう…」と無駄に心配をしてしまう。
眠たくなりにくい。
夜道が明るくて歩きやすいのは、非常にありがたいっ。

●食事の油が少ない
和食、めっちゃヘルシー!
ほっけ、オウイェー!納豆、オウイェー!刺身、オウイェー!
タンザニアの主食「油」なんじゃないかと思えてきた。

●酔う
帰国して2日間、新宿を歩いたら、目が回って酔った。
スピードについていけなくて、意味もなく泣きそうになった。
「無理――――!」叫びたくなった。
人に酔い、雑音に酔った。

●頼りになるもの
道に迷ったとき、レストランを選ぶのに迷ったとき、何か気になることがあったとき、頼りになるのは、「携帯電話の検索機能」。
「道なんて、その辺の人に聞けばいいやん…」と、「そのやり取りが楽しいんやん…」とちょっと寂しさを感じる。
ちなみに、タンザニアでは、頼りになるのはいつも「地元の人」やった。

●道がキレイ
廃棄物の量は、めっちゃ多いけど、ポイ捨てがないので道端がキレイ!

●運転マナーがいい
車が止まってくれる!
歩行者優先!素敵や!

●ローソンの多さ
100メートル以内にローソン3軒!!

●店員さんの笑顔
爽やかすぎて、恐縮やわ。
「ニコーーー!!」
カスタマー・ケア、一流。

●落ち着く
高校の友達に会った。
やっぱり落ち着く。


それと同時に、タンザニアの良さも振り返ることができた。

●挨拶
知らない人にも、陽気に挨拶。
知ってる人には、立ち止まって手を握って挨拶。

●寛容
タンザニアの人、とっても優しい。
ちょっとやそっとじゃイライラしない。
なんでも受け入れてくれる寛容さ。

●褒めてくれる
「なんか、今日、素敵だね」
「その服、似合ってるね」
「お肌が若々しいね」
「美人さーん!」
と、何かしら毎日、褒めてくれるタンザニア人。
日本に帰ってきて、(見た目)全然褒められなくなった。
褒められて伸びるタイプなので、寂しー!

また社会復帰したら、色んな発見があるんやろうな。
逆カルチャーショックも、自分の心の変化も、怖いようで、楽しみ。

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忙しくて書けへんかった、協力隊として最後の1週間。

実は、ぎりぎりまで活動の最終報告してたっ。


ムベヤの配属先で活動最終報告したときには、同僚から一言ずつもらった。
「蓉子の残してくれたものは、すばらしい!」と上司が大絶賛の言葉を連ねてくれる中…
「わたし、あんまり喋れません…これ以上喋ると、涙出てきちゃう…」と一番仲良かったメリナが泣きながら言ってくれたときには、目頭が熱くなった。
仲が良かった人ほど、素直な気持ちを伝えてくれて、どんな絶賛の言葉よりも、心に響いたな。


ダルエスサラームに上がってきてからも、最終報告ラッシュ。

まずはタンザニア大統領府でのプレゼン。
スワヒリ語で、お偉い方の前で、笑いを取りにいった。
お偉い方が真面目な顔で聞いているので、笑いを取りにいくんじゃなかったと後悔した。
ら、コメントいただいたとき、意外にも、気に入っていただけたようやった。
タンザニアで2年間、お笑いを学んでたわけではありませんが。


大使館、JICA在外事務所での報告に続き、帰国前日、配属先SIDOの本部へ。
「簡単なプレゼンを用意したんですが…」と、お世話になった方へ報告しに行ったら、「それは、沢山の人を呼んで、聞いてもらおう!明日の朝、もう一回来てくれる?」と言われ…
帰国当日の朝まで、配属先本部で活動報告会。
偉い方たちが並んで、緊張~。
でも、そんな方たちが、いちボランティアの意見を聞きたいと思ってくれるのは、すごく嬉しい。
受入態勢のわりと整った組織で働かせてもらったのは、とてもありがたいことやった。
2年間、色々なビジネス講習にも参加させてもらい、私も実りの多い2年間やった。


お世話になった皆様、ありがとうございました。



タンザニアの経済成長は、毎年6%超。
日々、目に見えて、経済成長が進んでる。


今後のことはまだ未定やけど、これからも民間セクターやビジネスを通して、日本とアフリカの成長に関わっていきたいと、そう思ってる。


一緒に活動していたママたちの商品もまだまだ日本でも売られ続けていくので、今後も紹介していきたい。




さて、日本に帰ってきて。
東京のホテルに滞在してるのやけど。
ホテルのお客さんに、「エクスキューズミー」と言われたので、外国人の方やと思い、「ソーリー」と答えた。
そしたら、ごっつ日本人の方で、日本語べらべら。
一瞬、何が起きたのかわからんかった。
「え?エクスキューズミーですか?」と聞いたら…
「あ!東南アジアかどっかの外国人やと思った!」と言われた。

そんなに黒くないと思うんやけどなぁ。



日本に帰国-!!

現在、東京潜伏中。


夜、外を歩けることが嬉しい。
どこ歩いても、えらい眩しいわぁ。


ご飯、おいし。
しばらく3食、和食で過ごすっ。
2年間で7キロ肥やした。ふふふ。


まだ今後のことはわからんけど、これからもよろしくちゃんです。
  
Profile
HN:
蓉子
性別:
女性
職業:
2013年6月まで青年海外協力隊(村落開発普及員)として活動。
趣味:
作る食べる走る喋る
自己紹介:
食べるの喋るの大好きな蓉子のアフリカ日記。
2011年6月から二年間、タンザニアのムベヤで活動中!!

2013年6月、無事日本へ帰国。
これからもパワフルな日々を送る予定。
だいぶ肥えたので、しばらくタイトルを"Yokomoko in Africa"から"Yokomoko on Diet"に変更。
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