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Watanzania=タンザニアの人々。

挨拶をとても大事にする。
全然知らん人でも、気さくに挨拶してくれる。
“Mambo?”(マンボ?)って言ったら、笑顔で”Safi!”(サフィ!)とか”Poa!”(ポア!)って返事をくれる。

野菜屋の"Dada”(ダダ=姉ちゃん)に"Kaka"(カカ=兄ちゃん)


肉屋の"Baba"(ババ=お父さん)


年配の人を敬う。
年上の人には”Shikamoo.”(シカモー)って挨拶する。
そしたら、優しく”Marahaba.”(マラハバ)って言ってくれる。
優しい笑顔。

野菜を売ってくれた"Mama"



子供たちは結構シャイ。
挨拶すると、めっちゃハニカミながら小さい声で答えてくれたりする。

ポーズをとってくれた"Msichana"(ムシチャナ=女の子)


道を歩いてると、"Karibu. Karibu."(カリブ、カリブ)って言ってくれる。
私たちの国へようこそっていう意味。

夜は危ないから外出できひんかったり、犯罪の多いところは一人では怖くて歩けへんかったり、そういうところももちろんあるんやけど、全体的にあったかぁーーい人達やなぁって感じる。

カンガを縫ってくれた"fundi"(フンディ=職人)


礼儀正しくて、気さくで、
貪欲やけど、控え目。
今のところそんな印象。

極度の方向音痴の私は、毎日、沢山の人に助けられてます。

仲良しの"Vijana"(ビジャーナ=若者たち)


日々の出会いが楽しみすぎる!
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Kazi(カジ)=仕事。

よく、「タンザニアに何しに行くん?井戸掘りに行くん?」と聞かれるので、私が何をしにタンザニアに来てるかっちゅー話をします。

来月中旬からタンザニア南西部に位置するMbeya(ムベヤ)というところで、「村落開発普及員」として活動します。村落開発普及員っていうと田舎で農業を教えるんかっちゅーイメージやけど、わりと都会で育った私は正直、鍬の持ち方すら知りません。

「村落開発普及員」というよりは、戦後、日本にもいた「生改さん」こと「生活改良普及員」のイメージかな。「何でも屋」って言ったら言い方が悪いかもしれんけど、地元の人と協力しながら、地元の人がよりよい生活を送れるように何でもしよう!っていう心構えでいます。

私の配属先は、SIDO(Small Industries Development Organization)という、地元の中小企業が行う事業を支援する機関。そこのムベヤoffice。要請内容としては、地元の女性グループがつくる「竹細工製品」の販売・輸出促進、販路拡大、ブランド化、フェアトレード化などなど。

タンザニアでは、日本の大分県で始まった「一村一品運動」をモデルにしたODOP("One Distrcit, One Product")という事業をしてます。一村一品運動は今や、タイ、マラウィ、モンゴル、ラオス、東ティモールなどなど、世界中に広がっている運動。しかーーーし、タンザニアではいまいち盛り上がってない。

マーケットへのアクセスがない。
適切な梱包材を作る工場がない。
サイズを適切に測ることができない。
プロモーションがぬるい。
そもそも需要が少ない。
問題は言い出したらキリがないんやと思います。

けどけど、今のところ、私の見通しは実に楽観的!
だって、タンザニアには、カラフルな布をうまーく巻いたオシャレなママ達がたーーーくさん!!これからはアフリカ大陸が世界のファッションリーダーになっていくんちゃうかって思うくらい。
「これ日本で売ったら、めっちゃ流行るんちゃうん~」とか、
「この商品もうちょっとこうしたら、使いやすいのになぁ~」とか、
「ママ達、ホンマにオシャレな使い方しはるなぁ~」とか、
「タンザニア北西部から一村一品盛り上げていったろぉ~」とか、
妄想は膨らむばかり。
携帯に描いてもらった「ティンガティンガ」アート
水筒にも
まだ任地視察にも行ってないし、現状把握もしきれてないのに、妄想ばかりふくらましてもしょうがないんやけど、こないだ配属先の人と面会してからというもの、俄然やる気になってきました!

とはいえ、私の初めの一歩は現地に行って、村の人々と生活を共にし、そのコミュニティーの社会背景を知ること。隣近所の人とコミュニケーションをとって、信頼関係を築くこと。まずはそれが大事です。

今までもそうしてきたように、これからも、人の助けを借りながら、感謝の気持ちを忘れずに、自分のできることを精一杯やっていこうと思ってます。私も現地のママ達から「生きる術」みたいなのを学びたいし、私自身が持っているモノ・情報も沢山の人達とシェアできたらいいなぁと。

気負い過ぎず、楽しみたいと思います!

日本にいる間、アフリカ製品を売るお店やフェアトレード商品を取り扱うお店、日本の竹工芸品を販売するお店を見てきました。
引き続き、ダルエスサラームのお土産屋さんを練り歩きながら、ただ今マーケットリサーチ中。
Kila siku=毎日。

毎日の大体のスケジュール
am5:00 起床(早寝のため、自然と目が覚める)
6:00 朝食(パンとバナナとヨーグルトとか)
7:00 洗濯(手洗い)
7:45 出発
8:00 語学訓練開始
pm12:00 昼食(近所の食堂or路上屋台)
16:00 帰宅
18:30 夕食(寮で当番制)
21:00~22:00 就寝

昨夜は停電やったし、8時半に就寝。そしたら朝4時に目が覚めた。めちゃ早いけど、ばっちり7時間半睡眠。

スワヒリ語の先生は若い男の先生で、ダルエスサラームの若者文化とタンザニアの伝統文化、どっちも教えてくれるからおもしろい。

例えば、呪術のハナシ。
タンザニアには沢山の呪術師とそれに対抗するヒーラーがいて、皆はその呪術師に呪いをかけられるのを怖がっている。呪術師は夜中に猫に変身すると信じられていて、多くのタンザニア人は猫を怖がる。呪術が残ってるのは地方だけかと思ってたけど、ダルエスサラームのような都会でも呪術師はいたるところにいるらしい。最初は、一般論として話してくれてるのかと思ってたけど、先生の表情は実に真剣。とてもじゃないけど、冗談には聞こえへん。日本人がお葬式の後に塩をまいたりするように、今でも信じられている大切な文化なんやなぁと感じた。

部族のハナシ。
タンザニアには125以上の部族がある。マサイ族やスクマ族など一部の部族を除いて、独自の伝統的な生活をしてる部族は減ってきてるとのこと。それでも地方に行くとちょっとずつ違うんやろうなって思う。早く田舎の方も行ってみたいな。

それから、若者の恋愛事情。
先生いわく、男女間の友情はないんだとか。ほんで、恋人は何人いても問題ないらしい。ホンマかいなっ、てつっこみたくなる。まぁ個人差はあるんやろうけど、名前も知らん初対面の人にしょっちゅうプロポーズされる。もはや挨拶。

Kanga mojaのハナシ。
Kanga(カンガ)は女性がスカートやワンピースのように巻いてる布のこと。moja(モジャ)は一枚という意味。Kanga moja=カンガ一枚。おばちゃま達は普通、カンガを2枚・3枚重ねて着たりしてるんやけど、最近、カンガを一枚しか着ない若い踊り子がいるらしい。風がびゅーっと吹いた時に、男性・女性関係なく、携帯カメラでパシャパシャ撮るそう。なーんか、どっかで聞いたようなハナシ。めちゃしょうもないけど、おもろい話やった。



イスラム教、キリスト教、それぞれの部族の伝統的なアフリカ文化、アラブの影響、インドの影響、西洋の影響…色んな要素がごちゃごちゃに融合しているダルエスサラーム。そんな印象を日々感じながら、良し悪しを考えず、ありのままを受け止めているところです。ケニアもタンザニアも同じような感じやろうと思ってたけど、似てるようで全然違う。日々が発見でおもしろい。


ただ、町中に落ちているゴミやカラスなどの死体には慣れたくない気持ちがある。それを見ると、いつもキレイな日本の道路を思い出し、自治体の働きに頭が下がる。そこら中にあるビニールやプラスチックは土に還らない。


ダルエスサラームの海



小さなsokoni(市場)


ダルエスサラーム中心街


昨日、屋台で食べた昼ごはん「ご飯とシチュー全部のせ」


蓉子「おばちゃん、一緒に写真撮ろうよー!」
ママ「ソーダ買ってきてくれたら、撮らせてあげる」
蓉子「えーー、じゃあご飯の写真だけ取るよー」

ママ「あんた、明日も来なさいよ」
蓉子「明日は出かけるから来れないよー」
ママ「どこに出かけるの?」
蓉子「ポスタに行くよ」
ママ「じゃあ、明後日、お土産もってきてね」

おばちゃん、貪欲っ。
けど、おばちゃんの出すご飯は安くて美味いっ。
上の「ご飯とシチュー全部のせ」で1000Tsh(1000タンザニアシリング=約50円)
  
Profile
HN:
蓉子
性別:
女性
職業:
2013年6月まで青年海外協力隊(村落開発普及員)として活動。
趣味:
作る食べる走る喋る
自己紹介:
食べるの喋るの大好きな蓉子のアフリカ日記。
2011年6月から二年間、タンザニアのムベヤで活動中!!

2013年6月、無事日本へ帰国。
これからもパワフルな日々を送る予定。
だいぶ肥えたので、しばらくタイトルを"Yokomoko in Africa"から"Yokomoko on Diet"に変更。
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