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こないだ映画「かもめ食堂」見て、シナモンロールが食べたくなった。
しかーし、タンザニアで納得のいくおいしいパンにこれまた出会ったことがない。
色んな食パンに挑戦し、なんとかおいしめのヤツに出会ったんやけど、それでも妥協して毎朝食べてる。(何様やろ)
じゃあ、焼いてまえー!っちゅーことで、シナモンロール。
グルグル~。

鍋の中にポーン。その上にフライパンと炭をのせーの。

「チーン!」
とか言わんので、たびたび庭に様子を見に行き・・・
焼けたーーー!

あっちこっち向いてて、なんっともブサイク~。
ま、それもご愛嬌っちゅーことで。
肝心のお味の判定は!じゃかじゃかじゃかじゃか・・・
50点!!びみょー!
やっぱり薄力粉では、あのモチモチ感は出ない。
薄力粉が強力粉に変身するように願いながら、頑張ってこねてみたけど!
う~ん、ケーキみたいな食感。
モチモチじゃないパンはパンじゃない!もっと強力なネットリ感がほしい!
パリで食べた、あのハード系パンが食べたいっ!
きぃーーーー!!!(壊れた)
でも、タンザニアのパンには勝ったな。(判定員:自分)
お隣さんにも後でおすそ分けしてみよ。
シナモンロール6つ分で、原価は500Tsh(30円)しーひんくらいかなぁ。
誰か、薄力粉を強力粉に変身させる方法教えて。
映画「薄力粉を強力粉に変える100の方法」みたいなのがあったら、レンタルするのに。
ちなみに、オーブンないから七輪で焼いてるけど、わたくし、未だに一人で火を焚けません・・・ちーん。
私の中でこれはだいぶ恥なんやけど、マッチを使えるようになったのもタンザニアに来てから。
炭を使う度に「今日は一人でできる!」と確信し、チャレンジするんやけど、結果はいつもマッチひと箱使い果たすっていう。
そして、ご近所さんに助けを求めにいくの。
っちゅーか、その辺の人が見かねて助けてくれる。
もっと小さい頃から、生きる術を学んどけばよかった・・・。
お隣さん「ヨーコ!炭に火つけれんかったら、タンザニア男性と結婚できんよ~ケラケラケラっ」
ヨーコ 「火ぃつけてくれる旦那様見つけるから、いいの~ひひひ」
しかーし、タンザニアで納得のいくおいしいパンにこれまた出会ったことがない。
色んな食パンに挑戦し、なんとかおいしめのヤツに出会ったんやけど、それでも妥協して毎朝食べてる。(何様やろ)
じゃあ、焼いてまえー!っちゅーことで、シナモンロール。
グルグル~。
鍋の中にポーン。その上にフライパンと炭をのせーの。
「チーン!」
とか言わんので、たびたび庭に様子を見に行き・・・
焼けたーーー!
あっちこっち向いてて、なんっともブサイク~。
ま、それもご愛嬌っちゅーことで。
肝心のお味の判定は!じゃかじゃかじゃかじゃか・・・
50点!!びみょー!
やっぱり薄力粉では、あのモチモチ感は出ない。
薄力粉が強力粉に変身するように願いながら、頑張ってこねてみたけど!
う~ん、ケーキみたいな食感。
モチモチじゃないパンはパンじゃない!もっと強力なネットリ感がほしい!
パリで食べた、あのハード系パンが食べたいっ!
きぃーーーー!!!(壊れた)
でも、タンザニアのパンには勝ったな。(判定員:自分)
お隣さんにも後でおすそ分けしてみよ。
シナモンロール6つ分で、原価は500Tsh(30円)しーひんくらいかなぁ。
誰か、薄力粉を強力粉に変身させる方法教えて。
映画「薄力粉を強力粉に変える100の方法」みたいなのがあったら、レンタルするのに。
ちなみに、オーブンないから七輪で焼いてるけど、わたくし、未だに一人で火を焚けません・・・ちーん。
私の中でこれはだいぶ恥なんやけど、マッチを使えるようになったのもタンザニアに来てから。
炭を使う度に「今日は一人でできる!」と確信し、チャレンジするんやけど、結果はいつもマッチひと箱使い果たすっていう。
そして、ご近所さんに助けを求めにいくの。
っちゅーか、その辺の人が見かねて助けてくれる。
もっと小さい頃から、生きる術を学んどけばよかった・・・。
お隣さん「ヨーコ!炭に火つけれんかったら、タンザニア男性と結婚できんよ~ケラケラケラっ」
ヨーコ 「火ぃつけてくれる旦那様見つけるから、いいの~ひひひ」
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出張で一泊二日、Ileje(イレジェ)というムベヤの地方地域へ行ってきた。
今にも壊れそうな(むしろドアとか壊れてる)ポンコツ車に、明らか定員オーバーな人数と荷物を乗せて行く。
ムベヤ市からザンビア方面へ舗装された道を3時間、その後、マラウィ方面へボコボコの未舗装路3時間、計6時間の旅。
なかなかしんどい道中やけど、山々が連なり、ひまわり畑やら田んぼやらで景色はめっちゃ綺麗。
ちなみにIlejeの位置はここ↓

(タンザニア地図:赤で囲ってあるのがムベヤ州、青い丸がIlejeの位置)
マラウィとの国境に位置し、ザンビアとも結構近い。
Ilejeは、思ってたより、ずっと村やった。
「ずっと村」ってどんなんやねんって感じやけど、もうちょっと色んなモノが売ってたりするんかと思ってた。
飲料水を買うのに一苦労、町の一番中心でも食事できるところは2ヶ所。
夜出歩いても危なくないらしく、普通に夜散歩できたのは嬉しかったけど。
外国人がよっぽど珍しいのか、「中国人!」と、からかわれることも全くなく。
今回の目的は、ここIlejeで、どんなトレーニングが必要とされてるのか調査(Training Needs Assessment)すること。
現地のNGOが支援している、孤児を世話するグループとHIV/AIDS陽性者のグループを対象に行った。

総勢100人近く。
いつもならすんなり行く調査も、村でしてみると一苦労。
識字ができない人や、スワヒリ語を話せない人も多く、ひとつひとつの質問にすごく時間がかかる。
何度か説明しても理解し合えてなかったり、一人ひとりのペースが違ったりで、ふ~ぅ、混沌!
ホンマは一週間くらい滞在して、この土地の資源を見て回れたらいいんやけど、タンザニアでは「ポショ」と呼ばれる「手当」みたいのがあって、出張すると、ものすごい人件費がかかってしまうから、やむをえない。
日本でも都市化が進んで地方が寂れてしまうっていう問題があるけど、タンザニアもまさにそう。
年配の人と子供は沢山見かけるんやけど、青年達は都市へ行ってしまったのか、少ない。
小学校を途中で辞めた村人も多く、識字率は50%くらい。
都市と村の、経済発展・インフラ設備・福祉サービスなどのギャップに驚いた。

村の人たちには口々に「援助して下さい」と言われるのだけれども、きっと現金や財産を与えても、すぐに使い果たしてしまう。
前に家畜用の鶏を配り収入向上を図るプロジェクトをしたらしいんやけど、すべて自分達で食べてしまったらしい。
「お腹を空かせて家に帰っても、食べるおかずがないのに、目の前にいる鶏を食べない訳ないよね」というNGOオフィサーの言葉。
ほんと、そう。私でも、きっと食べるわ。
こんな現状を、一回や二回のトレーニングで変えられるとは思えへん。
学校を出てる人にでさえ、何度説明しても理解してもらえてなかったり、約束を守ってもらえなかったりするのに。
自分の無力さを感じずには、いられへんかったなぁ。
もちろんIlejeにも魅力ある資源がいっぱいあるん。
過しやすい気候に、緑豊かな景色、主作物のとうもろこし・豆・ピーナッツ・パッションフルーツや、手工芸に使えそうな竹・サイザル・葦など。
これから調査データをまとめたら、もっと色々出てくるはず。
ムベヤ市内に戻ってきて、今まで田舎やと思ってたムベヤ市の都会さにビックリする。
地方をもっと元気づけれたらいいなぁ、と思う。
それがなかなか難しいんやけど。
自分が置かれてる状況の中で、自分ができることをやっていくしかないっ。
今にも壊れそうな(むしろドアとか壊れてる)ポンコツ車に、明らか定員オーバーな人数と荷物を乗せて行く。
ムベヤ市からザンビア方面へ舗装された道を3時間、その後、マラウィ方面へボコボコの未舗装路3時間、計6時間の旅。
なかなかしんどい道中やけど、山々が連なり、ひまわり畑やら田んぼやらで景色はめっちゃ綺麗。
ちなみにIlejeの位置はここ↓
(タンザニア地図:赤で囲ってあるのがムベヤ州、青い丸がIlejeの位置)
マラウィとの国境に位置し、ザンビアとも結構近い。
Ilejeは、思ってたより、ずっと村やった。
「ずっと村」ってどんなんやねんって感じやけど、もうちょっと色んなモノが売ってたりするんかと思ってた。
飲料水を買うのに一苦労、町の一番中心でも食事できるところは2ヶ所。
夜出歩いても危なくないらしく、普通に夜散歩できたのは嬉しかったけど。
外国人がよっぽど珍しいのか、「中国人!」と、からかわれることも全くなく。
今回の目的は、ここIlejeで、どんなトレーニングが必要とされてるのか調査(Training Needs Assessment)すること。
現地のNGOが支援している、孤児を世話するグループとHIV/AIDS陽性者のグループを対象に行った。
総勢100人近く。
いつもならすんなり行く調査も、村でしてみると一苦労。
識字ができない人や、スワヒリ語を話せない人も多く、ひとつひとつの質問にすごく時間がかかる。
何度か説明しても理解し合えてなかったり、一人ひとりのペースが違ったりで、ふ~ぅ、混沌!
ホンマは一週間くらい滞在して、この土地の資源を見て回れたらいいんやけど、タンザニアでは「ポショ」と呼ばれる「手当」みたいのがあって、出張すると、ものすごい人件費がかかってしまうから、やむをえない。
日本でも都市化が進んで地方が寂れてしまうっていう問題があるけど、タンザニアもまさにそう。
年配の人と子供は沢山見かけるんやけど、青年達は都市へ行ってしまったのか、少ない。
小学校を途中で辞めた村人も多く、識字率は50%くらい。
都市と村の、経済発展・インフラ設備・福祉サービスなどのギャップに驚いた。
村の人たちには口々に「援助して下さい」と言われるのだけれども、きっと現金や財産を与えても、すぐに使い果たしてしまう。
前に家畜用の鶏を配り収入向上を図るプロジェクトをしたらしいんやけど、すべて自分達で食べてしまったらしい。
「お腹を空かせて家に帰っても、食べるおかずがないのに、目の前にいる鶏を食べない訳ないよね」というNGOオフィサーの言葉。
ほんと、そう。私でも、きっと食べるわ。
こんな現状を、一回や二回のトレーニングで変えられるとは思えへん。
学校を出てる人にでさえ、何度説明しても理解してもらえてなかったり、約束を守ってもらえなかったりするのに。
自分の無力さを感じずには、いられへんかったなぁ。
もちろんIlejeにも魅力ある資源がいっぱいあるん。
過しやすい気候に、緑豊かな景色、主作物のとうもろこし・豆・ピーナッツ・パッションフルーツや、手工芸に使えそうな竹・サイザル・葦など。
これから調査データをまとめたら、もっと色々出てくるはず。
ムベヤ市内に戻ってきて、今まで田舎やと思ってたムベヤ市の都会さにビックリする。
地方をもっと元気づけれたらいいなぁ、と思う。
それがなかなか難しいんやけど。
自分が置かれてる状況の中で、自分ができることをやっていくしかないっ。
私の配属先SIDO(中小企業開発機構)は、地域の中小企業や起業家たちを支援してる政府機関。
優秀なビジネスアイデアやプランを持っている起業家たちにビジネストレーニング&懸賞金をあげるという事業「BDG(Business Development Gateways)」がタンザニア全土で行われていて、SIDOはそのトレーニングを担当している。
半年かけてのトレーニングがすべて終わり、今日は選ばれた起業家たちに懸賞金を授与するセレモニーがあった。
Made in Mbeyaの商品を作る、優秀な起業家とその商品たちが勢ぞろい。
どんなモノがあるか、すこーしだけご紹介!
タンザニアでは沢山ひまわりが咲いているので、「ひまわり油」がよく使われる。
それに、ムベヤブランドのお米。

むむ、こちらは大豆から作った「Chai ya Soya(大豆茶)」に、「Soya ya Chakula(野菜炒めなどに入れる黄な粉)」などのスパイス類。

フルーツが沢山とれるムベヤでは、「バナナワイン」「スイカワイン」「パイナップルワイン」「マンゴーワイン」「梨ワイン」色んなワインが勢ぞろい!

家畜小屋ごと、わざわざ持参した起業家も!あっぱれ!一番下の段のウサギも食べるらしい。

タンザニアならではの、炭ジコ。七輪みたいなもの。

"Karibu Mbeya"シャツにバティックなどの手工芸も。

私も、ピリピリ(唐辛子)から作られたチリソースや、大豆の粉などをゲット。
試食が楽しみっ。
この半年間、この事業に関わってきたけど、正直、私はトレーニング講師として何か教えたわけでもなく、いつも雑用をかって出てたくらいで、何も役に立ってなかったと思う。
それなのにSIDOのオフィサーとして上座に座ることも多く、「なんか自分、何もできへんのに、前に座らされて人形みたい・・・」と、悩みながら参加してた。
それでも得たものもあるって信じてる。
多くの起業家さんたちとのネットワークができたし、
ムベヤで作られてる商品が沢山あることを知れたし、
沢山の人の前で話す度胸も少しついたし、
パッケージングなどの問題点も知れたし。
これから、この経験をどう生かしていくのか、
これから、この起業家たちに対して私ができることがあるのか、
まだまだ考えることはいっぱいあるけど、
とりあえず言いたいことがひとつ。
国際基準に持っていくのは大変やけど、ムベヤの起業家たち、こんな感じでなかなか頑張ってますよー!
優秀なビジネスアイデアやプランを持っている起業家たちにビジネストレーニング&懸賞金をあげるという事業「BDG(Business Development Gateways)」がタンザニア全土で行われていて、SIDOはそのトレーニングを担当している。
半年かけてのトレーニングがすべて終わり、今日は選ばれた起業家たちに懸賞金を授与するセレモニーがあった。
Made in Mbeyaの商品を作る、優秀な起業家とその商品たちが勢ぞろい。
どんなモノがあるか、すこーしだけご紹介!
タンザニアでは沢山ひまわりが咲いているので、「ひまわり油」がよく使われる。
それに、ムベヤブランドのお米。
むむ、こちらは大豆から作った「Chai ya Soya(大豆茶)」に、「Soya ya Chakula(野菜炒めなどに入れる黄な粉)」などのスパイス類。
フルーツが沢山とれるムベヤでは、「バナナワイン」「スイカワイン」「パイナップルワイン」「マンゴーワイン」「梨ワイン」色んなワインが勢ぞろい!
家畜小屋ごと、わざわざ持参した起業家も!あっぱれ!一番下の段のウサギも食べるらしい。
タンザニアならではの、炭ジコ。七輪みたいなもの。
"Karibu Mbeya"シャツにバティックなどの手工芸も。
私も、ピリピリ(唐辛子)から作られたチリソースや、大豆の粉などをゲット。
試食が楽しみっ。
この半年間、この事業に関わってきたけど、正直、私はトレーニング講師として何か教えたわけでもなく、いつも雑用をかって出てたくらいで、何も役に立ってなかったと思う。
それなのにSIDOのオフィサーとして上座に座ることも多く、「なんか自分、何もできへんのに、前に座らされて人形みたい・・・」と、悩みながら参加してた。
それでも得たものもあるって信じてる。
多くの起業家さんたちとのネットワークができたし、
ムベヤで作られてる商品が沢山あることを知れたし、
沢山の人の前で話す度胸も少しついたし、
パッケージングなどの問題点も知れたし。
これから、この経験をどう生かしていくのか、
これから、この起業家たちに対して私ができることがあるのか、
まだまだ考えることはいっぱいあるけど、
とりあえず言いたいことがひとつ。
国際基準に持っていくのは大変やけど、ムベヤの起業家たち、こんな感じでなかなか頑張ってますよー!