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色んな種類のケーキとデコレーションケーキを教えてほしいとのリクエストを受け、出前ケーキ教室を開催してきた。

タンザニアのデコレーションケーキといえば!

どーーーーん。
こちらのギラギラケーキ。

ホイップクリームが手に入りにくく、冷蔵庫がある場所も限られてるので、アイシングシュガーと呼ばれる粉砂糖でデコレーションされてるのが一般的。
結婚式も誕生日も、お祝い事は全部これ。

今まではこのギラギラケーキに抵抗があって、焼き菓子だけを教えてきたんやけど、どうもこのギラギラケーキの需要が高い。
というのも、普通のプレーンのパウンドケーキやとTsh1,000(約50円)程度なのに対し、このギラギラケーキになるとTsh20,000(約1,000円)程度で売られてる。
なので、みんな普通のケーキよりギラギラケーキを作りたいんやね。

教えるといっても、私、デコレーションど素人やけど・・・
クリームのならまだ作ったことあるけど・・・
どうしよう・・・練習したいけど、明日教えてって言われた・・・

まぁ、何もしないよりいっかー♪
っていう非常に軽率なノリで、2つ年下のValekちゃんのお家へ。
私より若いのに、大学卒業して結婚&子育てし、裁判所で働きながら、新しいことも学びたいという、なんと頼もしい若奥様!
この貪欲な学習精神、見習わなくてわ。

レモンケーキ&マフィンとスポンジケーキの2種類を、鍋と炭と七輪で焼き上げた。
焼き上がりはうまくいって、とーーーっても喜んでくれたー。

が、やっぱりアイシングシュガーのデコレーション、難しいーーーー。
私、苦手・・・

それでも、Valekちゃんは、頑張ってくれました。


残ったアイシングで、未来の旦那様、IVAN君にケーキ贈呈ー!

か、可愛い・・・
(あ、私が作った下手っぴケーキじゃなくて、IVAN君が。)


デコレーションをうまく教えることができんかったのが悔しくて、家に帰ってアイシングクッキーを作って練習!


だいぶブサイクやけど、なんか愛嬌はある?

既製品のクッキーを買ってきて、アイシングに着色して描くだけやから、これなら簡単ー!
休日にでも練習しよ。

明日職場に持って行って、みんなに感想いただこうかな。


最後にIVAN君の笑顔。

目に入れても痛くないぞーーー。
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スワヒリ語で、"Pole."(「ポーレ。」)って、よくよく言われる。
日本語でいうと、
「お気の毒に」とか、
「大変だったね」とか、
「お疲れ様」とか、
「お大事に」とか、
苦労を労ったりする意味で、よーく使われる、便利な言葉。
便利っていうのが合ってる表現なのかはわからんけど、とにかくこの一言に色んな意味が集約されてる。


昨日、無事に日本に帰った母と姉も、そんな「ポーレ」体験をして帰りはった。
もちろん、タンザニア滞在を楽しんでくれたと信じているけどね。
最後の二日間はお腹をこわして、心なしかヤツれていた二人。
最終日を断食で乗り切り、飛行機の中で無事回復したそう。
そんな二人を見て、「ポーレ・・・」としか言うことができなかった私。
姉は覚えたてのスワヒリ語で、「アサンテ・・・」と答えてくれた。
何はともあれ、元気になって良かった!


二人を心配してたら、今日は私にもポーレな出来事がドドーっと降りかかってきたー。
今日はダルからムベヤ間をバスで移動する長距離ライドの日。


ポーレ① お腹ぴーこ
二人とは時間差で、昨日から私もお腹ピーピーに。

ポーレ② 予約していた長距離バスが走ってない(5回目!)
ということで、急遽、他のバスに振り替えられた。

ポーレ③ バスの出発が遅れる
朝6時出発予定が、7時過ぎに出発。

ポーレ④ バスが3度故障
バスの故障、合計3回!2時間以上、何もない村の道端で、ただただ復旧を待つ。

ポーレ⑤ 絶食でお腹ぺこぺこ
お腹の調子が悪かったから、絶食ライドの予定やったので、食料がないっ。お腹すいたー。

ラッキー① 他のバスに乗り換え
荷物の少ない客を乗せてくれると、別のバスに乗り換えることができたー!


ポーレ⑥ 所要時間17時間
結局、朝5時にドミトリーを出発して、夜中11時にムベヤの自宅に帰ってくることができた。

今までで一番ハードな移動やったなぁ。


そんな中、タンザニアの人たちの大らかさを象徴するような、こんな出来事が。
以下、バス停から自宅に帰るタクシーの中での、タクシーの運ちゃんとお客さんの会話。

運ちゃん:
"Poleni sana. Habari za safari?" (お二人とも、お疲れ様でした。旅はどうでしたか?)

タクシー相乗りしたママ:
"Nzuri."(よかったですよー。)

蓉子:
"えっ?!Nzuri?!" (心の中:あんなに故障して大変やったのに?!)

タクシー相乗りしたママ: (驚く私に気づいて)
"あははは。まぁ無事着いたからね。よかったよかった。"

やっぱ。すごいわー、タンザニアの人たち、って思った。
少々体調が悪くても、こんなけトラブルに巻き込まれても、
"Nzuri." (元気ですよ。うまくいってますよ。)と明るく答えちゃう。
相当しんどそうな人の答えは、こう。
"Nzuri kidogo." (まぁまぁ元気です。なかなかうまくいってます。)
えーーー、めっちゃしんどそうやん!って突っ込んでまうわ。

疲れた、とか、病気です、とか、あんまり言わないんやね。
なんて、たくましいんやーと思う。
いつもブーブー文句言ってる、自分が恥ずかしくなるときあるわ。


旅の写真でおしまい。

長距離バスの途中の、トマト休憩


バスの窓から見える、バオバブの木々
イリンガで1泊し、ムベヤからダルまで陸路で戻ってきた。
母と姉の二人を長距離バスに乗せるのは不安やったけど、特に問題もなく無事到着~!
ふぅ、よかった。


ムベヤでは、断水、停電、ダニ、ボコボコ道、やる気のない店員、仕事中にデートするタクシー運転手、砂埃・・・・などなど数々のリアルアフリカを体験したお二人さん。

最初にダルに到着した日には「こんなもんかー」と全く感動してなかったことに、ムベヤから帰ってきた二人は感嘆しまくり。
「いや~、ダルのホテルきれい!」
「タクシーのサービスがすごい!」
「ダルが都会って意味がわかった~!」
と。
ふふ、地方に行って初めてわかること。

わからん言語に、慣れへん習慣ばっかりで疲れたやろうけど、大きな病気や怪我をすることもなく、元気にやっちょるよ~!

  
Profile
HN:
蓉子
性別:
女性
職業:
2013年6月まで青年海外協力隊(村落開発普及員)として活動。
趣味:
作る食べる走る喋る
自己紹介:
食べるの喋るの大好きな蓉子のアフリカ日記。
2011年6月から二年間、タンザニアのムベヤで活動中!!

2013年6月、無事日本へ帰国。
これからもパワフルな日々を送る予定。
だいぶ肥えたので、しばらくタイトルを"Yokomoko in Africa"から"Yokomoko on Diet"に変更。
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