[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
グループで話し合い
前回のブログの続き。
ちょっと長いけど、読んでもらえると嬉しいです。
シングルマザーグループのメンバー内で衝突があったっていう話。
そもそも、このグループ、私が手工芸品作りを教えて、販売してみようってところから始まった。
グループメンバーも、資本も、技術も、継続的な収入向上に繋がるっていう保証も、何もないところから始めた手探りの活動。
ゆえに、初めはメンバーも流動的。
とりあえず商品を作ってみる。
それをとりあえず営業してみる。
売れて利益が出たら、それを資本にまた別の商品開発や、トレーニングの機会を与える。収入がない時期、根気強く学びに来ていたのは、たった3人で。
それでも手工芸クラブって感じで、楽しく活動してた。
この3人が頑張ってくれて、少しずつ利益を出していき、徐々にメンバーも増えた。
で、今回のプチ衝突。
今まで、とりあえず進む方向性が見えるまで!と、手探りでやってきたため、メンバー内で目的設定とか、決め事の合意とか、ちゃんとできてなかった。
なんとなーく、で進めてきた部分が多かった。
グループで活動するのに当たって、目的設定とか決め事とか、すごい大事なことなのに、後回しにしてたことをめっちゃめちゃ反省。
「なんとなく大丈夫」とか、「当たり前やろう」とか、全然大丈夫ちゃうし、当たり前ちゃうって。
昨日、NGOのフィールドワーカーにファシリテーター(進行役)をお願いし、シングルマザー達と話し合いの場を設けた。
彼女は、若年シングルマザー達とのやり取りに慣れていて、一人ひとりの性格もわかってるから、うまく意見を引き出してくれた。
グループ名、グループの目的、グループの活動内容、グループへの加入の仕方、グループ内の決め事、メンバーの権利、お金のこと、リーダーの選出など、5時間休憩なし(昼飯抜き~)で、みんなと向き合って話し合いしてきた。
普段の製作現場じゃなかなか聞けへん、一人ひとりの意見や想いを聞くことができ、メンバー内で曖昧やった部分、一致してなかった部分を出し合い、合意することができた。
時間はかかるし、辛抱いるけど、話し合いの場を作ってメンバー内でコミュニケーションをとることの大切さを実感した。
グループ名は、MAMA UBUNIFU。
スワヒリ語で、「クリエイティブなママたち」っていう意味。
現在のメンバーは、7人。
大きな目的は、グループのビジネス活動を通して、メンバーの若年シングルマザー達が収入を得、生活改善・子供の教育の資金にすること。
その目的を果たすための必要事項はこんな感じ。
・商品生産を行うこと
・市場を探求し、ビジネスを継続させること
・メンバーのスキルアップ、生活改善のために、学び続けること
・不幸があったときなど、メンバー内で助け合うこと
それから、メンバーの決まりごとも。
・シングルマザーであること
・愛を持って、ほかのメンバーに接すること
・お互いの意見を尊重すること
・活動意欲、向上心があること
などなど、たっくさん。
その後、投票と話し合いで、リーダー、書記、会計を正式に決定。
まだグループの活動も駆け出しで、決して安定してるとは言えへん。
でも、グループ創立1周年、ようやくキチンと「グループ」として始められるような。
今はまだ、製作活動は時間給にして600シリング(約30円)にしかならんけど、将来のために今、踏ん張って、頑張っていこう、と全員一致してくれた。
一日6時間、週2回のペースで活動してるから、毎回製作活動に参加しても、一人30,000シリング弱(約1,500円程度)にしかならへん。
(外食1食で、平均1,500~3,500シリングくらい)
でも、ママ達の話を聞くと、以前働いてたお店では、毎日朝8時から夕方6時まで働いて、25,000シリングの給料やったというから、週2回で30,000シリングっていうのは、少しは家計の助けになるんちゃうかなと思う。
私自身も、メンバーとの距離がさらに縮まったようで、嬉しかった。
今から、グループの決め事をスワヒリ語で書類作成!
久しぶりに辞書開くな。
これからも、話し合いの場を作って、メンバー同士も私も理解し合えればいいなー、と思った日でございました。
長々と読んでいただいて、ありがとうございました。
まだまだ未熟すぎやけど、伸び白に期待して、いろんなことに挑戦していきたいと思います。
ちょっと長いけど、読んでもらえると嬉しいです。
シングルマザーグループのメンバー内で衝突があったっていう話。
そもそも、このグループ、私が手工芸品作りを教えて、販売してみようってところから始まった。
グループメンバーも、資本も、技術も、継続的な収入向上に繋がるっていう保証も、何もないところから始めた手探りの活動。
ゆえに、初めはメンバーも流動的。
とりあえず商品を作ってみる。
それをとりあえず営業してみる。
売れて利益が出たら、それを資本にまた別の商品開発や、トレーニングの機会を与える。収入がない時期、根気強く学びに来ていたのは、たった3人で。
それでも手工芸クラブって感じで、楽しく活動してた。
この3人が頑張ってくれて、少しずつ利益を出していき、徐々にメンバーも増えた。
で、今回のプチ衝突。
今まで、とりあえず進む方向性が見えるまで!と、手探りでやってきたため、メンバー内で目的設定とか、決め事の合意とか、ちゃんとできてなかった。
なんとなーく、で進めてきた部分が多かった。
グループで活動するのに当たって、目的設定とか決め事とか、すごい大事なことなのに、後回しにしてたことをめっちゃめちゃ反省。
「なんとなく大丈夫」とか、「当たり前やろう」とか、全然大丈夫ちゃうし、当たり前ちゃうって。
昨日、NGOのフィールドワーカーにファシリテーター(進行役)をお願いし、シングルマザー達と話し合いの場を設けた。
彼女は、若年シングルマザー達とのやり取りに慣れていて、一人ひとりの性格もわかってるから、うまく意見を引き出してくれた。
グループ名、グループの目的、グループの活動内容、グループへの加入の仕方、グループ内の決め事、メンバーの権利、お金のこと、リーダーの選出など、5時間休憩なし(昼飯抜き~)で、みんなと向き合って話し合いしてきた。
普段の製作現場じゃなかなか聞けへん、一人ひとりの意見や想いを聞くことができ、メンバー内で曖昧やった部分、一致してなかった部分を出し合い、合意することができた。
時間はかかるし、辛抱いるけど、話し合いの場を作ってメンバー内でコミュニケーションをとることの大切さを実感した。
グループ名は、MAMA UBUNIFU。
スワヒリ語で、「クリエイティブなママたち」っていう意味。
現在のメンバーは、7人。
大きな目的は、グループのビジネス活動を通して、メンバーの若年シングルマザー達が収入を得、生活改善・子供の教育の資金にすること。
その目的を果たすための必要事項はこんな感じ。
・商品生産を行うこと
・市場を探求し、ビジネスを継続させること
・メンバーのスキルアップ、生活改善のために、学び続けること
・不幸があったときなど、メンバー内で助け合うこと
それから、メンバーの決まりごとも。
・シングルマザーであること
・愛を持って、ほかのメンバーに接すること
・お互いの意見を尊重すること
・活動意欲、向上心があること
などなど、たっくさん。
その後、投票と話し合いで、リーダー、書記、会計を正式に決定。
まだグループの活動も駆け出しで、決して安定してるとは言えへん。
でも、グループ創立1周年、ようやくキチンと「グループ」として始められるような。
今はまだ、製作活動は時間給にして600シリング(約30円)にしかならんけど、将来のために今、踏ん張って、頑張っていこう、と全員一致してくれた。
一日6時間、週2回のペースで活動してるから、毎回製作活動に参加しても、一人30,000シリング弱(約1,500円程度)にしかならへん。
(外食1食で、平均1,500~3,500シリングくらい)
でも、ママ達の話を聞くと、以前働いてたお店では、毎日朝8時から夕方6時まで働いて、25,000シリングの給料やったというから、週2回で30,000シリングっていうのは、少しは家計の助けになるんちゃうかなと思う。
私自身も、メンバーとの距離がさらに縮まったようで、嬉しかった。
今から、グループの決め事をスワヒリ語で書類作成!
久しぶりに辞書開くな。
これからも、話し合いの場を作って、メンバー同士も私も理解し合えればいいなー、と思った日でございました。
長々と読んでいただいて、ありがとうございました。
まだまだ未熟すぎやけど、伸び白に期待して、いろんなことに挑戦していきたいと思います。
PR
こんな話し合いができるなんてすごいなぁ。
二年なんてあっとゆうまですよね。
ほんと。
二年でなにができるのかって思うけど。
ヨウコさんすごいです。
愛を持って接する。
私もがんばろー。
彼女自身もシングルマザー。
沢山のグループ(20グループ以上)を担当してる方やから、グループ内のトラブルやグループの強化も慣れていらっしゃるなー、と学ぶことが多かったです。
私が一人でグループをまとめようとしても、言葉の壁や、グループの仕組みに慣れてないことで、なかなかうまくいかんと思ったので。
あと5ヶ月、できることをできるだけやってきます^^
頑張りましょー!
いつもコメントありがとうございます。