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ムベヤは近頃、急激に寒くなってきた。
朝とか、長袖3枚+手袋+首に巻物でもいいくらい。

そんな寒いムベヤ市内から逃避行し、かねてから行きたかったマテマビーチへGoGo!!
マテマビーチはムベヤ市内から車で3時間、マラウィ方向へ南下したKyelaの近くにある。
ムベヤ市内とは違い、標高が低いので暑い。

配属先の仲間と、総勢7名でドライブ~ん♪
山に面した、こちらがマテマビーチ!

ニャサ湖(別名:マラウィ湖)にある。

フレンキとお姫様抱っこごっこをしようと思ったけど、失敗!

んっ?お姫様役、逆?!

ボートにも乗り~の。


ビーチで、ボーーーーっとし~の。

お土産の魚をゲットし、車のサイドミラーにくくり付けて帰るワイルドさ。

そして車に入ってくる風の、魚臭さ。

ふ~ぅ、久々にはしゃいで、疲れた~!
朝7時発の、夜8時着!
でも、楽しかったっ。
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「タンザニアにボランティアに行くなんて、蓉子ちゃん、偉いねぇ」とか、
「井戸を掘りに行くの?」とか、
「不便な生活なんやろう」とか、
よく言われてたけど、実際、いや全然。
大変な地域に住んでる隊員さんもおると思うけど、私は全然。
住めば都、な生活を楽しんでおります。

そりゃ3週間電気がなかったこともあれば、お腹ピーコのときに限って断水になることもあるし、ネズミにはしょっちゅうmyバナナ食べられるし、洗濯物は犬に食べられるし、若い兄ちゃんたちのネタにされるし、他にも暮らしのトラブルは色々あるけど、なんちゃことない。

初めて住む家を見に来たときは、びっくりした。
ごちゃごちゃした市場の中に、ババーン!と突然、家が現れたから。
「え?ここに住むん?」「これ、JICA的にオッケーなん?」って。
ムベヤにいた先輩隊員さんに「ポーレ。(お気の毒に)」と言われ、
アメリカ人のボランティアに”Oh No…!!”と言われ、不安になり・・・

「ご近所さんに挨拶をしてくるように」というアサインメントをJICA事務所から出されてた私は、丁重に市場の店を一軒ずつ訪れ、挨拶。
・・・していたところ、配属先のドライバーに爆笑され、止められた。
そう、ここはムベヤで一番大きい市場やから、毎日違った客が出入りし、ご近所もくそもない。

火事で市場が全焼したり、暴動で警察のピリピリ攻撃にあったりした後は、事務所からも「もし希望されるのであれば、引っ越しましょう」とまで言われてた。

でも、ムベヤに越してきて8ヶ月たった今、この市場ど真ん中生活を気に入りつつある。

うちの市場では、いろんなもの売ってる。

男性モノの古着を売る洋服コーナーでは、一見チャラチャラした若い兄ちゃんたちが沢山。
誰か一人が私の名前を覚えたらしく、ジーパンストリートを通ると「ヨーコ!」「ヨーコ!」と兄ちゃんたちに連呼される。
「中国人!」とからかわれると無視するんやけど、名前を呼ばれるとさすがに無視できひん。
ので、面倒くさくて、この辺はなるべく近づかない。笑

女性服を売ってるのもなぜか、若い兄ちゃんたち。
「これ試着していい?」
「どうぞどうぞ」
「ん~。これ、どうなん?」
「似合ってるよ~サイズもぴったりやん。安くするから、買っちゃいなよ~」
え~っと、女性店員のアドバイスがほしいんですが。

野菜や魚を売るコーナーは一番のお気に入りで、毎日通い、ママ達一人ひとりに挨拶していく。
「ヨーコ最近、自炊してるね。さては恋人ができたんとちゃう。」とか、
「今、仕事の帰り?お疲れ様。」とか、
「今日は何作るの~?家に招待してよ」とか、
世間話を楽しみながら、お買い物する。
「おばちゃん、商売してよ~!代金受け取ってよ~!」と言っても、
「あんた一人で暮らしてるんでしょ。いいからいいから。」と、毎回タダで野菜をくれるママも。

活動で使う手工芸道具を買うのも、この市場。
ビーズやらワイヤーやら、見に行くだけでも楽しい。
最近は、「今度は何作るの?」「それ、作ったやつ?なかなかいいやん」とか声かけてくれる。

中国人夫婦が経営してる造花屋さんが一軒ある。
そのためか、私はよく「市場でお花を売ってる人」と呼ばれる。
「お花の作り方、教えてよ~!けち~!」
お花の作り方とか知らんわっ!

外国人があまり入る場所でないせいか、値段をふっかけられることはほとんどない。
「どこに住んでるの?」と聞かれ、
「Mwanjelwa(ムワンジェルワ)」と答えると、
「嘘~?!」とタンザニア人は大喜び。
庶民の町ですからね、ムワンジェルワ。
外国人は丘の上に住んでることが多いですからね、はい。
私、めちゃめちゃ庶民ですよ。
50シルのお釣りもきっちりもらいますよ。

買い忘れがあってもね、徒歩10秒で市場やからね。
コンビニとか別にいらんしね。
朝に食べる、アボカドディップと、朝に飲む、ムベヤ産コーヒーのおいしいこと。

物乞いをしてる足の不自由なおじちゃんにもね、最初は戸惑ったけど。
今日も定位置で「お助けを」と手を差し出してる。
今では、「毎日、出勤ご苦労様です。」と思ってる。

治安は大丈夫?って、うん、そこが一番大事よね。
怖い思いをしたことは、今のところない。
泥棒をするには、昼は人で溢りかえってるし、夜は警備員が張りめぐるしね。

夜はたまに、友達と飲みに出かける。
ビックリかもしれんけど、飲みに行って自分でお金出すことはあんまりない。
タンザニア人の友達や、隣の席の知らん人が、お酒やご飯をおごってくれる。
まだ一本目を飲んでる途中なのに、その横に未開封のビールが二本並んでたりね。
しかも、下心とかなしでおごってくれる。
ここでは(少なくとも私の周りでは)、割り勘という習慣はない。
「持ってる人が持ってない人に分かち合う」習慣があるから、例え外国人でも、若造の私は、おごってもらえる立場やったりするんね。
だから私も、pay it forwardで、年下の子達や収入に困ってる人達にはできるだけそうしてあげたいと思う。
けど、未だにかっちょよく奢るのが下手。

そんな感じで、さして日本と全然違う生活ってわけでもない。
もちろん、活動で悩むことは多いけど、それは日本で働いててもそう。

こんな中で活動してると、
「その人たちは本当に支援を必要としてるの?」
「その日の食べ物に困ってる人達とか、もっと貧しい地域の人を支援するべきじゃないの?」
と言われそう。
その考えが頭をグルグル回ることもある。
し、それができる地域に派遣されたかったって思うこともある。
でも、思うねん。
私の働きかけで、一人でも雇用が増えたらいいやん、一人でもモノ作りが楽しいって思ってくれる人がいたらいいやん、ちょっとでも、間接的にでも、タンザニアの経済が上を向いてくれたらいいやん、って。
だって都市部にも仕事がなくてウロウロしてるだけの人も多いし、都市部だからできることやってあるし。


市場ど真ん中生活の中で、私の器量で出来ることを探すために、今日も魅惑の市場散策いってきま~す。

野菜売りのおばちゃん


調理道具系ストリート
アフリカ布で作った服は紹介してきたけど、普段そればっかり着てるかっていうと、そうじゃないので、他のレパートリーもご紹介。
都市のヤングたちは、基本的に外国から輸入されてきた古着をキレイに着こなしてることが多い。
こんな感じでね。

ムベヤはザンビアの国境ということもあって、古着が安く売られてる。
私もたまに家の前の市場で、クッチャクチャになった古着をあさり、その場で試着し、購入。
上の写真のワンピースも古着市でゲットしたもの。
日本でも売ってそうやろ?
これなんと、1000シル(約60円)!
ご飯一食分より安い。

ヨーコ:    「これいくら~?」
おばちゃん: 「2000シル~」
ヨーコ:    「はっ?!(安っ!)」
おばちゃん: 「えぇ~高い~?しょうがないなぁ~。じゃあ1000シルでいいよ~」
ヨーコ:    「はっ?!(そっちの驚きじゃなかったんやけど、さらに安くなるんかい!)」

この日は3着ゲット~。
日本のヤングレディースたちが好きな、「ローリーズファーム」とかも売ってて、びっくりした。
古着市、結構いいブランドとかもあって、なかなかおもしろい。


  
Profile
HN:
蓉子
性別:
女性
職業:
2013年6月まで青年海外協力隊(村落開発普及員)として活動。
趣味:
作る食べる走る喋る
自己紹介:
食べるの喋るの大好きな蓉子のアフリカ日記。
2011年6月から二年間、タンザニアのムベヤで活動中!!

2013年6月、無事日本へ帰国。
これからもパワフルな日々を送る予定。
だいぶ肥えたので、しばらくタイトルを"Yokomoko in Africa"から"Yokomoko on Diet"に変更。
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