[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Moto(モト)
今日は大変な一日やった。
Moto(モト)=火事。
いつも通りオフィスに出勤し、しばらくしたら周りが騒がしい。
マネージャーがすごい形相で、「蓉子!車に乗れ!」と言ってきた。
わけもわからず車に飛び乗り、向かうは我が家。
私達が住む家の周辺の市場で火事がおきているとのこと。
車の中から家の方角を見ると、想像以上に大きな黒煙が見えてくる。
信じられない光景。
家は炎の中に飲み込まれてるやろうと絶望的な気分になった。
私の住んでいる家は、ムベヤで一番大きくて騒がしい市場の中にある。
市場全体が飲み込まれたかのような煙の大きさ。
あんなにごちゃごちゃした場所で、市場の人は皆無事逃げられたやろうか。
店と店の間は人が一人通れるくらいやから、火の回りが速いやろう。
家の目の前まで炎が近づいてきていた。
高い塀のおかげで、家はまだ飲み込まれていない。
敷地内は、自分達の商品を持って逃げてきた人たちや野次馬でいっぱい。
混沌としていた。
最初はとても小さな火やったらしい。
やけど、断水中で消すための水がない。
そして皆、火を消すんじゃなくて、自分の商品やらを持って逃げるのに必死だったそう。
消防車が一台しかない。消防車の水も足りない喧嘩が始まったり、商品を盗んだりという行為が始まり、秩序が乱れ始める。
爆発なんか起きたら家も安全じゃないと思って、大事なものだけ摑んで、再びオフィスの方角へ逃げる。
立ち尽くして遠くから炎と黒煙を眺めることしかできんかった。
泣きそうになる。

パーティーでも始まったかのように騒ぎ立てながら車を走らせる野次馬の若者たち。
こんな光景を目の前に、よく笑っていられるなぁと思った。
その後に入ったレストランで、ムベヤの市長が友達と楽しく喋りながらご飯を食べていた。
地域で一番大きな市場が燃えていて大変なときに、よくのうのうとしてられるなと怒りを感じた。
市場で生計を立てていた人たちはこれから大変やろう。
夕方家に帰ったら、火が家の塀のところまで来ていて、塀が取り壊された。
家の前の光景が変わってしまった。
焼け残ったものを探す人々や、盗んでいく子供達。

日本で震災ボランティアに行ったときのことを思い出した。
タンザニアで震度3以上の地震なんか起きたら、いとも簡単に町がぐちゃぐちゃになると思う。
消防車も水が足りないなら意味がない。
ショックは大きかったけど、ご近所さん含め、多くの人が無事でよかった。
今は、先輩の家に泊まらせてもらってる。
皆の助けがあって、私は元気です。
明日からどうなるんやろ。
忘れられへん一日になった。
Moto(モト)=火事。
いつも通りオフィスに出勤し、しばらくしたら周りが騒がしい。
マネージャーがすごい形相で、「蓉子!車に乗れ!」と言ってきた。
わけもわからず車に飛び乗り、向かうは我が家。
私達が住む家の周辺の市場で火事がおきているとのこと。
車の中から家の方角を見ると、想像以上に大きな黒煙が見えてくる。
信じられない光景。
家は炎の中に飲み込まれてるやろうと絶望的な気分になった。
私の住んでいる家は、ムベヤで一番大きくて騒がしい市場の中にある。
市場全体が飲み込まれたかのような煙の大きさ。
あんなにごちゃごちゃした場所で、市場の人は皆無事逃げられたやろうか。
店と店の間は人が一人通れるくらいやから、火の回りが速いやろう。
家の目の前まで炎が近づいてきていた。
高い塀のおかげで、家はまだ飲み込まれていない。
敷地内は、自分達の商品を持って逃げてきた人たちや野次馬でいっぱい。
混沌としていた。
最初はとても小さな火やったらしい。
やけど、断水中で消すための水がない。
そして皆、火を消すんじゃなくて、自分の商品やらを持って逃げるのに必死だったそう。
消防車が一台しかない。消防車の水も足りない喧嘩が始まったり、商品を盗んだりという行為が始まり、秩序が乱れ始める。
爆発なんか起きたら家も安全じゃないと思って、大事なものだけ摑んで、再びオフィスの方角へ逃げる。
立ち尽くして遠くから炎と黒煙を眺めることしかできんかった。
泣きそうになる。
パーティーでも始まったかのように騒ぎ立てながら車を走らせる野次馬の若者たち。
こんな光景を目の前に、よく笑っていられるなぁと思った。
その後に入ったレストランで、ムベヤの市長が友達と楽しく喋りながらご飯を食べていた。
地域で一番大きな市場が燃えていて大変なときに、よくのうのうとしてられるなと怒りを感じた。
市場で生計を立てていた人たちはこれから大変やろう。
夕方家に帰ったら、火が家の塀のところまで来ていて、塀が取り壊された。
家の前の光景が変わってしまった。
焼け残ったものを探す人々や、盗んでいく子供達。
日本で震災ボランティアに行ったときのことを思い出した。
タンザニアで震度3以上の地震なんか起きたら、いとも簡単に町がぐちゃぐちゃになると思う。
消防車も水が足りないなら意味がない。
ショックは大きかったけど、ご近所さん含め、多くの人が無事でよかった。
今は、先輩の家に泊まらせてもらってる。
皆の助けがあって、私は元気です。
明日からどうなるんやろ。
忘れられへん一日になった。
PR
TRACKBACK
TrackbackURL
それにしても、、、こわかったでしょ(>_<)
水が不足しているココで火事があったら。。。火の元の管理は気をつけなければだね。